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鶏肉のカンピロバクター汚染



厚生労働科学研究食品安全確保研究事業「食品製造の高度衛生管理に関する研究」主任研究者:品川邦汎(岩手大学教授)において、市販の鶏肉についてカンピロバクター汚染調査を行ったところ、カンピロバクター・ジェジュニが鶏レバー56検体中37検体(66.1%)、砂肝9検体中6検体(66.7%)、鶏肉9検体中9検体(100%)から分離されました。また、大規模食鳥処理場併設食鳥処理施設におけるカット鶏肉についてのカンピロバクター汚染調査の結果は、定性試験で135検体中91検体(67.4%)、定量試験で135検体中86検体(63.7%)が陽性でした。一方、厚生労働科学研究食品安全確保研究事業「細菌性食中毒に関する研究」主任研究者:高鳥浩介(国立医薬品食品衛生研究所衛生微生物部長)では鶏肉の汚染率は20〜40%と報告されています。これは農場や食鳥処理場による鶏肉の汚染率のばらつきのほか、検査法による検出率のばらつきが反映されているものと思われます。なお、同研究においてブロイラー農場での汚染状況を調査したところ、2003年は57.8%、2005年は20.5%という結果が出ています。



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